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お歳暮のマナー<時期はいつから?予算の相場や喪中や忌中時の場合>

マナー・礼儀作法
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知っているようで知らない「お歳暮のマナー」について。^^

年の暮れに、お世話になった方への感謝の気持ちを贈るお歳暮。

お歳暮を贈る時期やいつから贈り始めるのか、また、お歳暮の予算の相場や、喪中、忌中の際のお歳暮のマナー、最近の人気商品の傾向や上手な選び方・贈り方など、お歳暮のマナーについて紹介します♪

お歳暮とは?

日本では、暮れに世話になった人に対し感謝するなどの歳暮周り(せいぼまわり)と呼ばれる年中行事が行われることが多い。このときに贈り物がされるが、この贈答品がお歳暮と呼ばれ、現在では「歳暮」「お歳暮」といった場合、この贈答品、または贈り物の習慣を指すことが一般的である。

引用元

その由来は?

元々新しい年を迎える準備の時に行うようになったもので、神様へのお捧げものが年末の贈り物の習慣に転化したものです。

1年間にお世話になった人達への感謝の思いをこめて贈り物を送るようになったことから始まりました。

人気の贈り物の傾向

お歳暮として贈る品物としては、神様への供え物なので、戦前から、

「米、野菜、お餅、酒など食料品」

が中心でしたが、この傾向は現在でも続き、

「ハム・ソーセージ、新巻鮭、酒、ビール、コーヒー、油、調味料」

などが代表的です。

最近の傾向では、「海鮮セット」や「かにしゃぶセット」のような海の幸や、「産地直送の生鮮食料品」が人気のようですね。^^

お歳暮の上手な贈り方

お歳暮って同じようなものが重なる可能性が高いので、贈る相手によって、相手の家族構成や好み、年齢、その時期の行動予定などを前もって調べておき、

先方に合わせた贈り物を送ると、他とは一味変わったアピールをすることができますね★

反対に、毎年同じものを送ることで、先方も予測することができ、喜ばれる場合もあります。

確かに、毎年同じものを送ってくる親戚がいますが、その土地での特産品で美味しいものなので、毎年楽しみにしています。^^

お歳暮を贈る準備はいつから?

お歳暮は、11月に入ったら各百貨店ではもう受注などできるようになります。

11月下旬になると込み合ったり、欲しいものが手に入らなくなると困るので、遅くとも11月に入ったら誰に何を送るか準備を始め、11月下旬には受注が終わるように心がけたいですね。^^

お歳暮を贈る時期

贈る時期は「11月下旬から12月20日まで」に届くようにしたら良いです。

いつ送るかは、贈る品物によることもあります。

例えば、お正月用の食料品だとすれば、12月20日頃が良いでしょうが、年末ぎりぎりの慌しい時期に送るのは避けるようにしましょう。

 

また、地域によって、送る時期が若干違うようです。

関東:12月初旬~20日頃

関西:12月13日~20日頃

九州:12月10日~20日頃

全国的に

「12月20日までに届くように送る」

と良いですね。^^

お歳暮が間に合わない場合には?

何らかの都合でお歳暮が間に合わず、20日を過ぎる場合には、

「お年賀」

として贈りましょう。

さらに遅れて1月7日を過ぎたら(関西は1月15日以降)

「寒中お伺い」

「寒中御見舞い」(喪中の場合は「寒中御見舞」)

として、立春(2月4日頃)までには贈りましょう。

お歳暮の予算の相場

お歳暮の価格の一般的な目安としては、

「3,000~5,000円」

くらいだと言われています。

特にお世話になった人に対しては、自分の感謝の思いの額なので、もう少し多くなっても良いでしょう♪

特にお世話になった方:5,000円~10,000円

両親・親戚:5,000円

仲人や勤務先の上司:5,000円

知人・友人:3,000円~5,000円

付き合い:3,000円~4,000円

喪中・忌中時のお歳暮のマナー

お歳暮を贈る側と贈られる側と、身内に不幸があった場合のマナーについて紹介します。

お歳暮は喪中の遺族へ贈っても良いものか?

お歳暮とは、

『日頃お世話になっている方へのお礼、感謝の気持ちを形にして伝える季節のご挨拶』

なので、マナーとしては、贈っても差し支えないようです。

喪中の遺族へ贈るのもそうですが、自分が喪中の場合でも同じです。^^

なので、お互いに喪中同士であっても構わないのです。

四十九日も明けていない時には寒中見舞いとして

いくら「お歳暮はお祝い事でないのでギフトを贈ることは問題ない」と言われても、相手が四十九日も明けていない忌中なら少し考えますよね。^^;

もし、相手に不幸があったばかりだと、それどころではないでしょうから。。

お歳暮の時期に忌中の場合には、お歳暮を贈るのは忌明け後(四十九日以降)にした方がいいようです。

松の内(一般的には1月7日。地域によっては1月15日)が明けてから、「寒中見舞い」として贈るのが一般的なようです。

喪中の相手にギフトを贈るのをためらう時

相手が喪中である場合には、マナーとしては問題がなくても、気持ち的に喪中にギフトを贈るのをためらわれるという人もかなりいるようです。

どうしても気になる方は、のし紙の中央についている紅白の水引がない白い短冊に「お歳暮」として送るのです。

ちょっとした配慮ですが、遺族の方へは伝わると思います。

自分が喪中の場合でも、相手が喪中の場合でも、お歳暮は贈ることができます。

ただし、喪中の相手に送る場合、あまり華やかなものは避けた方が無難でしょう。

お歳暮を送っていない人からお歳暮をいただいたら、お礼状を書くか、お歳暮をお返ししましょうね!^^

まとめ

お歳暮のマナーも、知っているようで知らないことも多いし、今年初めてお歳暮を贈らないといけない人は、金額の相場って気になりますよね?

また、喪中の時にも、お歳暮は例年通り行っても良いということがはっきりと分かりすっきりしました。^^

ただ、問題ないとは言え、相手が忌中の場合には、身内が亡くなってあまり時間が経っていませんから、注意が必要なこともわかりました。

マナーが正しいかどうかということもありますが、相手に対する思いやりや心遣いが必要なんですね。^^