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お墓参りの仕方!時期やマナー<お盆や正月にお墓参りをしよう!>

マナー・礼儀作法
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最近では、お墓参りを代行ですませるような人もいるようですが、ご先祖様を敬う意味でも、お墓参りはきちんとやった方がいいですよね。^^

お墓参りと言えば、お盆や正月、お彼岸という印象ですが、いつでも時間のある時には、お墓のお掃除をしに、お墓参りをしたらいいですよね♪

今日は、お墓参りの時期やマナー、お墓参りに適した時間帯、服装など、お墓参りの基本的な仕方をまとめてみたので紹介します。

お墓参りをする時期

一般的にお墓参りをする時期は以下になります。

親族や、親しくしていた人の命日

お盆

お正月

春秋のお彼岸

特別な日じゃなくても、時間のある時には、行くように心がけるといいですね。^^

故人の好物でも持って、気軽に出かけましょう!

お墓参りの仕方

お墓参りの仕方を紹介します。

いろんなしきたりのお墓参りがありますが、仏教式のお墓参りをベースに紹介します。

墓石の掃除をします

手桶に水をくんで、墓石の掃除から始めます♪

たわしかスポンジで丁寧に墓石をこすり、細かな文字は歯ブラシなどを使って磨き、古くなった花は捨て、お墓の周りなどもきれいに掃き掃除します。

必要な場合には、草むしりなどもします。

掃除がすんだら、新しい水を手桶に入れて、墓石の上から新しい水をかけ、きれいなタオルで水気をふき取ります。

注意事項として、故人がお酒が好きだからと、水の代わりにお酒をかける方がいるようですが、お酒をかけると墓石が痛みますので、やめてくださいね!d( ̄  ̄)

うちの実家のお墓も、祖父母がお酒が好きだったので毎回のようにお酒を墓石にかけていましたが、かなり墓石が痛んでいました・・。^^;

お花や線香を捧げます

持ってきた新しいお花や榊葉を生け、お線香を束のまま火をつけ、各自が供え、お参りします。

お墓に供える花についてですが、バラのようなトゲのある花は縁起が悪いので、避けた方がいいようです。

椿も、お花としてはとてもきれいなんですけど、ボタっと頭の部分から落ちてしまうので、縁起が悪く日本人は感じるようです。

一番無難なのは菊の花で、キクは一年間を通して、手に入りやすく、長持ちするので、お墓参りにおすすめですね。^^

祈りを捧げます

宗教によって、花を生けないところもありますし、お祈りも、敬礼のみや、いろいろとありますが、各自の家の宗教に従って、お祈りするようにしてください。

墓石の前でのお祈りは、「私が」亡くなった人へ報告したり、日頃の気持ちをご先祖に伝える行為なので、みんなが同時に報告しはじめると、ご先祖様もごちゃごちゃしてみんなが何を言っているのか分からなくなります。

1対1で、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えた方がいいです。

また、立って祈る人と、しゃがんで祈る人がいますが、しゃがんで・低い姿勢でするのが良いとされます。

脚や腰の悪い場合には無理をする必要はないですが、立ってするとご先祖様を見下ろすような形になるので、できるだけ低い姿勢が良いんですね。^^

お祈りは出来れば、一人ずつした方が先祖の方も聞きやすいかもしれないですね♪

お墓参りの際に気をつけたい3つのこと

墓石にお水をかけっぱなしにしない。

からぶきか、水をかけた時にはふきんやタオル、スポンジで水気をふき取ります。

お墓に水をかけたままだと、墓石が劣化してしまいますし、特に墓石の正面は人の顔に相当するので、きれいなタオルを使うようにしましょう!

 

線香の火を消す時には息を吹きかけない。

線香の火は仏様に供える尊いものなので、煩悩を抱える人の息を吹きかけるのはNGです。

また、タバコが好きな先祖がいた場合、タバコに火をつけて置いて帰るのもNGです。

周りのお墓にも迷惑でしょうし、タバコが嫌いなご先祖様もいるかもしれないですので、タバコそのものを置いていくのはいいですけど、火をつけたままはやめてくださいね。

 

お墓参りのお供え物は持ち帰って食べます。

お墓にそのままにしておいても腐ってしまいますが、それ以外にも持ち帰って食べるのには意味があります。

『共食儀礼』

お供え物はご先祖様と一緒に頂くのも大切な供養の一つなのです。^^

お供え物を持ち帰って食べるということは、お墓参りの延長で、先祖と精神的連帯を強めると言われています。

また、仏教の考え方では、ご先祖様は、線香などのような『香りを召し上がる』ので、封を開けた方がよいと言われています。

ご飯も冷ご飯よりは、炊きたての方がご飯の美味しい香りがしますので、その方がいいし、「召し上がってください」という気持ちを込めてお供えする場合、その気持ちを伝えるにはやはり封は開けた方がいいでしょう。

しかし、それは、絶対ではなく、あくまでも「開けて出した方が良いというマナー」です。^^

お墓参りに適した時間帯

基本的に決まりはないのですが、

『朝一番に行くのが良い』

といわれています。

何よりも先祖様を最優先事項にしているからという理由からですが、

夕方や夜になると暗くてよく分からないから、掃除もしにくいですよね。^^;

お墓参りに適した服装

お墓参りは、先祖をお参りする、挨拶や報告をするための場ですので、正装まではしなくてもよいのですが、派手ではなく、清楚な洋服が好ましいです。^^

また、掃除をするのでしたら、やはり正装だと掃除しにくいですよね・・。^^;

なので、お掃除をする時には、特にカジュアルな動きやすい服装が良いです♪

露出が多く、派手な洋服は避けるようにしてくださいね。

お墓参りに必要な道具・グッズ

水を入れておく手桶や、バケツ、あとは、水をかけるもの
※墓地に予め置いてあるところもありますが、人の名前の書いてあるものはその方がお金を出して置いているものなので使わないようにしましょう。霊園やお寺の名前の書いてあるものは共有してOKです。

掃除道具一式
(ほうき、ちりとり、たわしかスポンジ)

花、榊葉、線香、線香に火をつけるライターかマッチ

故人の好物など

掃除の際は、ごみはごみ袋に入れてゴミ箱に捨てるか、持って帰るかしましょう。

また、墓地で借りたものは必ず返しましょう!d( ̄  ̄)

お墓参りの仕方、時期やマナーのまとめ

お墓参りは、小さい頃は親について行って、いつもお墓のお掃除していましたし、ついでに隣のお墓のお掃除までしたりしていました。^^

うちは特別な時だけではなく、時間があればお墓参りをしていたので、時々行くのは習慣になっていたように思います。

今思えば、良い習慣だったんだな~と思います。(^^♪

墓地は大きな家のようなものなので、近所付き合いも大切です。

手を合わせるくらいで良いので、お隣のお墓にも挨拶したらよいですね。^^

マナーを守って、気持ちよくお墓参りをしましょうね♪